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ガウディとサグラダ・ファミリア展 [アート]

間もなく閉幕となる『ガウディとサグラダ・ファミリア展』。全国を巡回して、いよいよ名古屋で最終となるようです。

まずはじめに、私はこの展覧会が開催されると知った時と、その盛り上がりぶりに驚きました。スペインのバルセロナという土地で、19世紀から現代に至るまで延々と“建築中”のサグラダ・ファミリアや、アントニオ・ガウディ(1852-1926))の存在は知っていましたが、なぜこのタイミングでの展覧会なのか、どうしてこんなに盛り上がっているのかがわからなかったからです。

展覧会に行ってわかったのですが、なんと、このサグラダ・ファミリアが完成する見込み(2026年)がついたということで、企画されたというのです。なるほど、そりゃ祭りですよ(笑)。

自分が生きている間には完成しない存在に向き合うという仕事は、誰にでもできることではありませんよね。高い理想を掲げて完成を模索し、実験を繰り返し、資金難とも闘い続ける・・・考えれば考えるほど、大変なことです。でも、それでも完成の時がやってくるというのも、またすごいことです。

・・・なんだか素人な感想を綴ってしまいましたが、間もなく閉幕ということで急いでご紹介することにしました。最終日は混雑が予想されるとのことですので、ご興味を持たれた方は平日の来館をお勧めします。ガウディの人となりや仕事ぶり、サグラダ・ファミリアに注ぎ込まれた技術の数々、細かなモチーフに散りばめられたデザイン性の高さは完成までにふれておきたいですね。完成した時に「いやあ、やっと完成したんだなぁ。」なんて、まるで親戚の慶事をしみじみ喜ぶ感動を味わえそうですから(笑)。


■ガウディとサグラダ・ファミリア展(名古屋)https://gaudi2023-24.jp/
■会期:2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)
■会場:名古屋市美術館(・・・35周年記念の特別展だそうです)

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