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愛知県芸術劇場ミニセレ [愛知県芸術劇場ミニセレ]

愛知県芸術劇場が企画、先鋭的な作品を上演していく「ミニセレ」。時代の先端をいく、実験的で意欲的な作品群が続々登場しています(以下に主催者HPから転載)。


【愛知県芸術劇場ミニセレ】

愛知県芸術劇場のプロデューサー陣が「小ホール」を会場に、
いま観てほしい作品を多様なジャンルから選出した企画シリーズ。
前衛的で実験的な舞台芸術を、
小さな会場だからこそ味わえるライブ感とともに体験することは、
あなたがこれまで知り得なかった、
新しい芸術との衝撃的な出会いとなるはずだ。


ATLでは旧ブログから移設したことを機に、ミニセレで上演されていく作品を「愛知県芸術劇場ミニセレ」というカテゴリーを設定し、積極的にご紹介していきたいと思います(2018年度は6作品のうち、4作品が上演終了)。


◆2018年6月23日(土)/ 24日(日)
島地保武×環ROY『ありか』
2016年4月に愛知県芸術劇場で上演されたあと、豊川市御津文化会館、KAAT神奈川芸術劇場 、春日井市民会館、パティオ池鯉鮒、山口情報芸術センターYCAMなどを巡演し、今回は愛知県芸術劇場での凱旋公演(私が知る中で芸文での凱旋公演は珍しいと思います)。島地保武と環ROYの異なる個性が醸し出す世界観が独自。環ROYが存在することで島地のダイナミックさや色香が際立つし、島地が存在することで環ROYのリズムや自在さ、繊細さが際立つという相互作用が気持ちいい作品。凱旋公演ということで、さらに魅力が磨かれているはず。初演とは違う、熟度が気になる。


◆2018年 7月13日(金) 開演19:30/14日(土) 開演19:30/15日(日) 開演15:00
地点『忘れる日本人』
京都を拠点に活動する演劇カンパニー、地点。今回の作品は2017年にKAAT×地点作品として上演された話題作が上演される。この作品は第15回AAF戯曲賞で処戯曲『みちゆき』が大賞を受賞した作家・松原俊太郎が戯曲を手がけ、地点が昨年2017年4月に上演した作品。“震災以降の日本社会に対する痛烈な批判でありながら、死者とともにあること、忘却についての哲学的論考を含む大作。(地点HPより)”。アーティストの大きな仕事は作品を通して、観客である私たちに自分たちの暮らしている社会を見つめなおすよう促すことでもある。そういう意味で、こうした作品に立ち会うことは大切な営みになるかも知れない。

◆◆詳細は愛知県芸術劇場ミニセレ特設サイトでご確認下さいませ◆◆
http://www.minisele2017.com/




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