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舞台公演事業「舞台芸術公募プログラム」の公演団体等募集 [あいちトリエンナーレ2022]

早いもので、来年には『あいちトリエンナーレ2022』が開催されますね。来年にはコロナも落ち着いていてくれることを祈りつつ・・・。

あいちトリエンナーレは初回から、アートもパフォーマンス(前回からは音楽)も楽しめる芸術祭でした。国内の芸術祭でこれほどしっかりパフォーマンスがプログラムとして組まれたのは、おそらくあいちが最初ではないでしょうか。あいちトリエンナーレ以前にもパフォーマンスが組まれた芸術祭としてはヨコハマが思い浮かびますが、やはり“アート“も“パフォーマンス“”も、という両者が同等に組まれたのは『あいちトリエンナーレ2010』だったかなという印象です。

また、第1回目だった『あいちトリエンナーレ2010』では、地元で活動するアーティストや団体の参加についての議論が盛り上がったのも記憶に残っています。国際芸術祭と地元のアートがどう関わり合えるかという、重要な視点が垣間見えました。そんな当時の気づきが『あいちトリエンナーレ』では、2013、2016、2019と引き継がれているようです。


★地元芸術団体等との共催事業として実施する舞台公演事業「舞台芸術公募プログラム」の公演団体等を募集!★


★詳細はコチラ★


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TRIAD DANCE PROJECT『ダンスの系譜学』 安藤洋子×酒井はな×中村恩恵 [イベント/プレビュー]

昨年からコロナ禍の影響もあり、劇場公演は中止や延期が相次ぐようになりました。私などは月に3~4回は劇場に通うような生活をしておりましたので、なんだか急に気が抜けてしまい、情報収集もすっかり手が止まったような状態に・・・。今年に入って少しづつ劇場公演が再開された頃には気づいていなくて、見逃してしまった公演が出てくる始末。人って、ボーッとしていることに慣れてしまうのがとても速いんですね(笑)。

でも、世の中はしっかり私の見えないところでも動き続けているんですよね。私は日本はダンス関係のサポート組織が手薄だという感覚を持っていたのですが、そんな私のボーーっとしたままの現状把握を飛び越えて、2020年6月にDanceBaseYokohamaという舞踊に特化した拠点が立ち上がり(2019年3月に設立されたセガサミー文化芸術財団が母体)、自主企画事業、活動拠点創造事業、活動支援事業の3つの分野を中心に活動をスタートしていたんです。ほんと、知らなかったのですが、とても素晴らしいことだと感じます。

今回ご紹介するTRIAD DANCE PROJECT『ダンスの系譜学』は、このDance Base Yokohamaのオープンを記念して企画されたダンス・プロジェクト。バレエの歴史を更新したといわれる偉大な振付家の理念を継承し、ときにはイマジネーションの源泉となった3名のダンサー(安藤洋子・酒井はな・中村恩恵)が、振付家たちの原点となる作品を上演し、今の時代に呼応した作品へと再継承・再構築を試みるというダンス好きにとっては、かなり刺激的な内容になっています。

ダンスを好きになって16年ほどになりましたが(笑)、時代の変化とともに変化していく感覚は手にしているものの、ダンスが更新されたといわれるその瞬間には立ち会うことが出来ませんでした。だからこそ、今回の上演には足を運びたいと強く感じています。過ぎ去った過去には戻れませんが、過去と今を繋いで未来へと向かうアーティストの作品を通じて、そのエネルギーにふれることは出来るはず。久しぶりに、腕まくりして(笑)劇場に駆け付けようと思います。みなさまも、ぜひ。


■日時
2021年10月1日(金) 19:00開演/2021年10月2日(土) 15:00開演/2021年10月3日(日) 15:00開演
※開場は開演の30分前

■場所:愛知県芸術劇場 小ホール

■詳細情報https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/000538.html#000538

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とよたデカス芸術祭2021に参加します [しごと]

とよたデカス芸術祭(旧とよたデカスプロジェクト)は、2013年にプレ企画がスタートし、今年で9年目を迎える豊田市文化振興財団主催のアートイベントです。私は2014年には『リスペクト☆矢作川で踊り隊!』の企画制作サポート、2015年~2017年にはモデル事業『小渡アートミルフィーユ』の企画制作、2019年~2021年はアート維新の一員として参加するなどして個人的にとても関りが深いイベントになりましたが、今回は2021年度のアート維新企画についてご紹介したと思います。


Art is in you ‐アートの魅力に気づく3Step‐ 
今回の企画はアート維新としての参加が3年目ということもあり、これまでデカスで開催してきた2年間の経験を企画内容に織り込みました。10月~11月にかけて3つのステップでアートを深める内容ですが、注目したのは身体的文化資本という考え方。その中でも「身体化された形態の文化資本」という点にを意識して作り込みました。

ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、この考え方はフランスの社会学者、ピエール・ブルデューによって提唱された考え方で、端的に言ってしまうと幼い頃から身近な人や環境からさりげなく身に着けていく立ち振る舞いや知識・マナーといったことをさしています。個人的な資本=その人が生きていく上で活用していく個人的な元手とも言えますが、これらは幼い頃に身に着けていくことが非常に大切だといいます。言い換えれば、子供の頃に多様な文化資本を獲得することで、未来の可能性を大きく膨らませることが出来るとも言えます。

正解を出すことが難しい世の中にあって、本質に迫る問いをいかに立てることが出来るか・・・アートはそんな課題に応えることの出来る力があると私は考えているのですが、身体的文化資本にアートを取り入れることが大変効果的だと思えるのです。


◆Step1:楽しく体験!オンライン ワークショップ  
◆Step2:創って、観てアートを味わう! 
◆Step3:アート鑑賞(みる、きく、はなす)⇒ 身体的文化資本の入口 

お絵描きをしたり、描いた作品について話したり・聞いたり、
野山を歩いて五感を刺激したり、
美術作品をみて最新の鑑賞メソッドを体験したり、、、、

多様なアプローチで、身体的文化資本について考えるようなきっかけづくりになると良いなと考えています。

ぜひぜひ、ご参加下さいませ!

https://www.artishin.com/

*ホームぺージ、がんばってつくってみました。結構、ステキに出来ましたよ(笑)。
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日々彼是1 [日々彼是]

年齢と共に(笑)と言いましょうか、メディアの発達のおかげとも言えるでしょうか。こちらのブログにアートやダンスについて記事を活発に投稿していた頃と比べるとずいぶん投稿数が減少しているなと感じます。

・・・亀田はもう、消え失せたの?

そんなご心配をされる方はいらっしゃらないと思いますが(笑)、何も発信がないとそれに近い印象になっているかも知れません。以前は、とにかく書いていないと落ち着かないというような時期もありましたが、最近は会社員業務に気力体力を消耗していることも多く、書きたくても書けないというような実情です。

・・・でも、なんか、淋しいよね。

と、投稿数の減ってしまったブログを見ながらふと思いました。SNSなどもあり、そちらへは思いつくと何やら書き連ねることも多いので、よりブログへの投稿内容をフォーマルにしないといけないような、妙な差別化意識も生じているのかも知れません。以前は、ホームページがオフィシャルでブログはカジュアルなイメージがありましたが、今ではSNSがその役割を担っているようですね。

アーカイブ化した過去の記事(https://atl-by-officek.blog.ss-blog.jp/)は、今でも私の大切な宝物ですが、現在メインで使っているこちらのブログも大切な存在に変わりはありません。もう少し、手を入れて使っていきたいなと改めて思いました。

気合を入れた記事は、あまり活発に書けないかも知れませんが、内容はカジュアルになりつつ、投稿機会を増やしていこうと思います。もし良かったら、お付き合い下さいね。

<近況>

・会社員生活
 新規事業企画の女性チームで奮闘中です。いやぁ、なかなかコレがねぇ(苦笑)。
・トーチカ!2021:
 コロナ禍ですが、今年も開催予定です。11月6日・7日@ヴィオパーク劇場
・アート維新:
 リーダーに言われるまま(笑)、広報やらVTSのナビゲーターやら雑多に担当中。
 今年は10月~11月にかけてオンライン・オフラインで開催。
 キーワードは「身体的文化資本」。
 お子さんの将来収入にも関係する興味深い考え方でプログラムを組み立てています。
・ATL:
 現代舞踊協会のみなさまへの連続インタビュー記事を準備中。貴重な先生方の経験談を収集中。
 美術展覧会、ダンスや演劇公演の鑑賞もボチボチと。
・趣味(笑):
 日本クラッシックホテルの会加盟の歴史的なホテルを巡ることを近年始めました。
 年に2~3回訪れては充電中。これまでに横浜、蒲郡、川奈、奈良、雲仙へ。
 雲仙は今年の夏に土砂災害があり、胸を痛めています・・・。
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