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moom dance performance 『Serendipity』 -偶然の巡り合わせ- [ダンスプレビュー]

ふれると「ほっ」としたり、あたたかくなったりするものって、ありませんか?
自然と笑顔になっているけど、一瞬ドキドキしたり感情が揺り動かされて目が離せない・・・

そんなユニットをご紹介します。
田中りえさんと、田中すみれさんの親子ダンスユニットmoomです。
彼女たちはそれぞれでのダンス活動も展開中(りえさんはKoorie、すみれさんはsiro)ですが
肩肘はらない、ごくフラットな関係性から次々と新たなアイデアを盛り込んだクリエイションを発表される姿は、私にとっては奇跡のように羨ましく『いいなぁ、なんてステキな母娘!』って思います(笑)。


今回は1部の小作品集と第2部で童話『マツの木の王子』の2部構成。フルートの濱田千枝さん、舞台美術を白水ロコ/Samanthaをはじめ、魅力的な共演者も参加されています。フライヤーデザイン(甲斐英子)も繊細さと可愛らしさを感じさせる世界観がステキです。


moomの公演で、ぜひ思いがけない『Serendipity』を体験してくださいね。
公演後、身も心もあたたかく軽くなっているあなたに気づきますよ。


■日時:2023年10月7日 18:00/10月8日 11:30/16:00
※開場は開演の30分前
■会場:昭和文化小劇場
■詳細https://koorie.jp/moom-dance-performance%E3%80%8Cserendipity%E3%80%8D/
■チケット予約https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSft9tlMJNh_VxgmMp_f9j7xkf1h1PumrkcgK9rL_toXkSV5lw/viewform?fbclid=IwAR3U3_zf7sNNSxUbZu8iOW2cbNOx_DOQkKRDF5e1gefBDb09E2G1w-0Y1j4


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奥能登国際芸術祭2023 はじまりましたね [イベント/レビュー]

奥能登国際芸術祭2023』が石川県珠洲市ではじまっています。
能登半島の先端=“最涯(さいはて)”とも表現されるこの地域は、里山と里海が重なる豊かな自然や、半島ならではの岬巡りなどが楽しい、土地の魅力にたくさんふれることのできる素晴らしいロケーションです。交通の不便さもありますが、芸術祭のガイド付きバスツアーなでも工夫されていますので、事前に計画を立てることで楽しむことが出来そうです。

ただ、今回で3回目となるこの国際芸術祭は、2023年5月5日に開催地を襲った震度6の地震に見舞われました。全壊された家屋なども多数あり、地域のみなさんのご苦労もあったと聞いています。芸術祭の実行委員会も会期を延長するなど、開催地に寄り添いながら開催にむけて尽力してきたとのこと。被害に遇われた方へのお見舞いと開催にあたって尽力なさったみなさまへ感謝の気持ちを表し、ご紹介させて頂こうと思います。アートが災害を乗り越えるきっかけにもなることを祈ります・・・。


総合ディレクターは瀬戸内芸術祭や北アルプス国際芸術祭なども手掛ける北川フラムさん。フラムさんは、開催地の土地の文化や民族的・土着的な習慣などに注目するだけでなく、地形や気象などの影響も踏まえて芸術祭を設計してきた人気芸術祭の仕掛け人。
彼の手掛けた芸術祭をきっかけに、『アート×旅』というキーワードで移動する人たちはたくさんいるのではないでしょうか。私もアート作品の鑑賞を楽しむだけでなく、開催地の豊かな自然や個性的な食、人との交流を機会をみつけては楽しんでいます。

奥能登国際芸術祭は、半島をぐるりと巡るように宝立・上戸・飯田・直・正院・蛸島・三崎・日置・大谷・若山の10エリアで新作34点、既存作品とあわせると61点、5組のパフォーマーが作品を発表します。ちょうど暑さがひきはじめた時期からの開催ですし、山海の恵み豊かな郷土食も楽しめる五感がフル充電される内容ですね。思い切って出かけると、たくさん元気をもらえるのではないでしょうか。
私も1度は訪れようと思っています。訪問後には、ぜひレビューも書いていきたいと思いますので、お楽しみに。


■会期:2023年9月23日(土)~11月12日(日)51日間
■場所:石川県珠洲市
■詳細https://oku-noto.jp/ja/index.html


公式インフォメーション

■ラポルトすず(珠洲市飯田1-1-8)時間: 9:30 –17:30
■スズ・シアター・ミュージアム(珠洲市大谷町2- 47)時間: 9:30 –17:30
■観光案内:道の駅すずなり(珠洲市野々江町シ15)TEL 0768-82-4688


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