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国際芸術祭「あいち2022」の参加アーティスト及びプログラム全容が発表 [あいち2022]

2010年からはじまった愛知での国際芸術祭。3年ごとの開催形式から「トリエンナーレ」との名称を使ってきていましたが、今年からは『国際芸術祭あいち2022』に変更になったようです。

前回の『あいちトリエンナーレ2019』は、大きな波紋を呼んだ回でもありましたので、少し印象を変えたいという狙いもあるのでしょうか。私自身も身近な人と意見が異なり、淋しい想いを経験しましたが、国際芸術祭とは何か、アートとは何か、国とは、政治とは・・・と、それまであまり気にかけていなかった側面に否が応でも向き合う機会となりました。いわば開催そのものが良い意味での爪痕を遺した芸術祭で、個人的には非常にインパクトの大きな機会となりました。

さてさて、名称の変わった今回の『国際芸術祭あいち2022』。テーマは「STILL ALIVE 今、を生き抜くアートのちから」とあり、パフォーミングアーツでは“現代美術の文脈で語られてきたパフォーマンス・アートにも注目します”とあります。これは2010年の時と近い印象を受けますが、歴史的なパフォーマンスの再演や、VRなどの最新テクノロジーによるパフォーマンスの拡張が試みられたり、コロナ禍を経た生きる・生き続けるためのケアなどが盛り込まれていて、初回とは異なる新たな機会が生まれそうです。

このブログでも、なるべく情報発信していこうと思います。
チケットは、いよいよ明日4月1日から発売開始。
楽しみな夏が、またはじまりますね!

国際芸術祭 あいち2022 
*開催期間:20220730-1010 
*会場:愛知芸術文化センター・一宮市・常滑市・有松地区(名古屋市)


■国際芸術祭 あいち2022 https://aichitriennale.jp/index.html
■プレスリリース https://aichitriennale.jp/press/pressrelease.html



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第50回ジュニア舞踊公演 [ダンス/レビュー]

小さなお子さんがヨチヨチと歩きながら舞台上に登場しただけで、感涙してしまいます(笑)。
子供たちの発表の場に同席することは、こうした純真な姿にキュンとする機会でもありますが、継続的にみていくことで成長を見守るといった機会にもなります。ここでいう“成長”は、舞台上の子供たちの成長を意味するのと同時に、舞踊をみる私自身の視点の拡がりや学びでもある、貴重な機会です。

ジュニア舞踊公演は現代舞踊協会中部支部主催の公演で、協会に所属する団体で学んでいる子供たちが作品を発表する場として継続されています。コロナの影響もあり、一昨年・昨年は残念ながら中止となってしまったようですね。今年は桜が満開の名古屋市公会堂にて3年ぶりの開催でした。


■日時:2022年3月28日(月) 開演18:00
■場所:名古屋市公会堂

<参加団体と作品タイトル>

1.グループたんぽぽオオタ 『モーニング・リレー ~遠い国の友へ~』
2.studio K.K.nagoya 『ココニイルヨ』
3.ダンススペース夏 『ミルキーウェイ・・・天の川』
4.南條冴和舞踊研究所 『ここから 飛び出そう!』
5.Miyuki・Dance ・Afi  『Wander Around~想いのままに~』
6.水野幸代現代舞踊団 『①Escape ②縁の詩』
7.ナオミダンススクール 『Over the Rainbow虹の彼方は~ *後略*』
8.グループたんぽぽオオタ『花サカにゃんこ』
9.studio K.K.nagoya 『restart』<賛助作品>
10.Hide Dance Labo 『未来のノート』


★ジュニア舞踊公演をお勧めしたい人は?★


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このブログへのアクセス数が45,000を越えました。 [Thanks!]

昨年末に母が入院し、月に1~2度のペースで大阪の母の家に帰省しています。母から預かった小犬との暮らしもはじまりました。にわかに2拠点生活のような状態ですが、いろいろ視野が拡がるような感覚を覚えます。子供のころとは違う、余所者の視点を持って故郷で過ごすのは少し奇妙な感じもしますが、不思議と楽しめてもいます。時間というのはいろんな意味で人生の価値を変えていきますね。このブログも旧ブログからカウントすれば16年目。ブログという存在は、ややレトロになりつつありますが、私の原点であることは変わらないように思います。今後も変化変容を受け入れながら、コツコツ続けていこうと思います。

おかげさまで、このブログのアクセス数が45,000を越えました。こうして、ご訪問者がいて下さることに感謝です。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします☆

2022年3月25日 Arts&Theatre→Literacy    亀田 恵子


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関山三喜夫先生について [訃報]

すでにご存じの方も多くいらっしゃると思うのですが、2022年現代舞踊家の関山三喜夫先生が2月2日にご逝去されました。すぐに訃報として記事を書くことに迷いがあり、今日になりました。

関山先生には、昨年夏にインタビューをさせて頂き、現代舞踊の歴史について貴重なお話を伺っておりました。年の初めに頂いたお年賀には「今年は少しだけお休みしようと思います」とのメッセージを頂いていました。筆不精な私がお年賀のお礼のハガキを投函したのは先生がお亡くなりになる1週間ほど前でした。先生にみていただけたかどうかはわかりませんが、また舞踊の世界から大切な人が逝ってしまわれたなと感じました。

関山先生への感謝を込めて、過去にご紹介したインタビュー記事のご紹介と
先生が大切にされていた現代舞踊協会主催イベントをご紹介したいと思います。
現代舞踊という1つの文化が若い方々によって継承・発展されることを心から願います。

歴史を紐解き、現在を見つめ、未来を描く・・・① 関山三喜夫
https://atl-by-office-new.blog.ss-blog.jp/2021-10-06-1

中部支部 ≪第50回ジュニア舞踊公演≫
http://www.gendaibuyou.or.jp/stage/stage-p/s22031500


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